NPO法人日本ネイリスト協会(以下JNA)では、JNAが制定した「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、ネイルサロンの現場で正しく活用していただくために「ネイルサロン衛生管理士」資格制度を設けています。
当校の在校生・卒業生はJNA会員価格で後受講頂けます。
*開催日程はTOPページの「お知らせ」でご確認ください。
■ 制度の目的
「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、サロン従事者への啓発活動を通じて、国民の健康を守る安全で安心なネイルサービスの普及と公衆衛生の向上に資することを目的として、ネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得した方に「ネイルサロン衛生管理士」資格を付与する制度です。2019年12月末日で「ネイルサロン衛生管理士」資格取得者数は、72,067名となりました。
■ 資格の付与と期限
JNA認定校で実施される講習会を受講し、確記テスト(筆記)に合格した方に本資格を付与します。
資格取得者には、認定証と資格バッジを授与します。
本資格の有効期限は取得年を含む3年目の12月末日までとし、一度の資格継続手続きを完了されると、「永続認定」(無期限に保証される資格)となります。
■ 受講資格
受講資格は年齢が18歳以上の方とします。ネイルサロンでの実務経験は問いません。
開催場所
JNA認定校
当校は指定会場です。
講習内容
※受講者には、講習当日にテキストを配布致します。
第1部 理論講習 約180分間
第2部 確認テスト 20分間
第3部 試験問題解説・まとめ・成績発表
認定証・バッジ授与 (不合格の場合は補習受講)
筆記試験の合格基準
確認テストは択一方式で20問出題し、合格基準は100点満点で80点以上とします。
※採点は当日、会場内にて行ない合否発表を行います。
受講料
受講料 一般価格:10,560円(税込)/ JNA会員価格:6,160円(税込)
※2019年10月実施分より、価格改定いたしました。
(テキスト代、認定証・バッジ交付手数料を含みます)
JNA会員価格が適用されるのは下記の対象者です
1)JNA個人会員(正・一般)
2)JNA法人会員(正・賛助)の社員
3)JNA認定ネイルサロンのスタッフ
4)講習開催校の在校生
5)講習開催校の卒業生
JNA制定「ネイルサロンにおける衛生管理に関する自主基準」について
JNAが制定したネイルサロンの衛生管理に関するガイドラインです。
ネイル産業健全化の取り組みの一環として策定に着手し、各界の有識者で構成される第三者機関「ネイル産業審議会」の認証を得て2009年12月に制定されました。
この業界統一基準を正しく普及することにより、サロン個々の努力で行っていた衛生管理から、より安全・安心なネイルサービスを提供するサロン環境の構築が実現することを目指しています。
■ネイル産業審議会 委員名簿
佐藤 米生 (弁護士、東京清和法律事務所)
東 禹彦 (医学博士、東皮フ科医院・院長)
漆畑 修 (医学博士、宇野皮膚科医院・院長)
福士 政広 (工学博士、首都大学東京大学院・教授)
渡邉 志雄 (東京都美容生活衛生同業組合・理事長)
松本 正毅 (一般社団法人 日本全身美容協会・理事長)
芦田 多恵 (ファッションデザイナー:株式会社ジュン アシダ)
唯根 妙子 (社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会・常任理事)
※肩書は2009年12月25日時点
厚生労働省「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針」について
2010年9月、厚生労働省より「ネイルサロンにおける衛生管理に関する指針」が発表され、各地方自治体に通達されました。この指針は、JNAの「ネイルサロン衛生管理自主基準」と、非常に近い内容でまとめられています。
また厚生労働省では、この指針の作成にあたって、2010年6月下旬より約1ヶ月に渡って※パブリックコメントを募りました。指針の発表にあわせ、パブリックコメントに寄せられた意見に対する厚生労働省の見解も開示されています。
(※パブリックコメント=意見公募手続:公的な機関が規則、指針等を制定する際に、原案を事前に公表し、国民から意見・情報・改善案等を求める制度)。
ジェルネイルを安全に楽しむために
JNAでは、ジェルネイルを装着されるお客様にメンテナンスやアフターケアに関する注意事項を書面でお伝えする事を推奨しています。
「ジェルネイルを安全に楽しむために」をジェルネイルサービスを提供する際の”お客様への注意事項“としてご活用ください。
※JNAが2009年12月に制定した「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」第5条 自主的管理体制 第6項にて以下の通り、お客様へ書面で正確にお伝えすることが義務付けられています。
第5条 自主的管理体制
6.従業者は、人口爪(スカルプチュアネイル、ジェルネイル等)を装着されるお客様に対して、定期的なメンテナンスの必要性やアフターケア等の注意事項を書面等で正確に伝えること。
「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」本分より
既に資格を取得されている方へ
2018年に資格を取得された方
2018年に資格を取得された方の継続手続きは2020年末となります。
2020年10月末日に、郵送にてご案内をお送りしますので、万一ご住所に変更が出た場合はこちらのページのご案内の通り、変更申請を頂きますようお願いいたします。
資格継続手続きの流れ
「衛生管理士」資格取得
(有効期限)取得年を含む3年目の12月末日
[ 初回手続き ]
有効期限の約2か月前までに手続き案内の詳細をJNA事務局より発送致します。
到着したご案内に沿って、オンライン、もしくは書類のご提出にて手続きが可能です。
※継続手続き手数料についてもオンライン決済が可能です。
(2018年中に資格を取得された方には、2020年10月末日頃に、手続きのご案内を送付いたします。)
オンライン手続きの流れ
① 継続手続き専用ページにアクセス
② 認定番号・パスワードを入力しログイン
(ご案内ハガキに記載しています。)
③ JNAからの衛生管理に関する情報をチェック
④ 衛生管理士登録情報の確認
⑤ 手続き料のお支払い(クレジット決済/コンビニ支払い)
認定証発行料・継続手続き手数料は下記の通りです。
1.JNA個人正会員……1.100円
2.JNA個人一般会員…2.200円
3.非会員………………3.300円
※2019年10月より、価格改定いたしました。
⑥ 完了
永続認定証のお届けまでに約1ヶ月かかりますので、ご了承ください。
(有効期限)なし
一度の継続手続きをもって、本資格は永続認定となり、
以降の継続手続き・諸費用は不要となります。
2014年6月度の制度改正により、「衛生管理士」資格は一度のみの継続手続きをもって永続認定となり、以降のお手続きは不要となりました。(旧制度では二度の手続き完了後、永続認定) ※既に旧制度に則り、1度目の手続きを完了された皆様には2014年11月中旬までに改めて「永続認定証」をご登録のご住所宛てに郵送致します。